~年度末の忙しい季節を食事と睡眠で乗り切る方法を伝授~NTT PARAVITAでは、2023年2月28日(火)と3月2日(木)に働き世代向けの無料オンラインセミナー「学校では教えてくれない睡眠の話を開催しました。「年度末の忙しい季節を食事と睡眠で乗り越えよう」をテーマにしてお届けした今回のセミナーでは2日間で合計130人以上の方にご参加いただきました。当日は、当社の寺脇沙緒里( 管理栄養士・睡眠改善インストラクター)が年度末の忙しい時にここだけは押さえていただきたい「食事」と「睡眠」2つの観点から、繁忙期を乗り切るためのアドバイスをご紹介。 不眠度合を確認する「アテネ不眠尺度」や皆さんの疑問にお答えするQ&Aセッションも行いました。この記事ではセミナーでお伝えした、年度末の忙しい季節を「食事」と「睡眠」で乗り越えるポイントをレポートします。年度末を乗り切る鍵は「食事」と「睡眠」にあり年度末は、一年最後の追い込みで慌ただしい季節。仕事や送別会など様々な予定が重なることで身体の不調が出やすい時期でもあります。食事と睡眠には密接な関わりがあり、両方を整えることで生活リズムが乱れることを最小限に抑えることが可能です。セミナーでは良い睡眠をとるために、朝食・昼食・夕食が大切な理由とそれぞれの効果的な食事の取り方をレクチャーしました。朝食は絶対とるべき朝食を摂ることで、体内時計の子時計がリセットされるので、体内リズムを整える役割があります。そして、噛むという一定のリズム運動をすることでセロトニンの分泌につながり、このセロトニンを材料に夜になると睡眠に必要なメラトニンが生成されます。このセロトニンやメラトニンをつくるにはアミノ酸(トリプトファン)が必要になり、朝食でタンパク質を摂るということが必要です。実は夜眠るために必要な物質を作るには朝の食事から始まっているのです!夕食の時間が遅くなりそうな日の食べ方に工夫を忙しい日は、食べる時間が遅くなってしまう人は多いのではないでしょうか?消化しきれないまま眠ってしまうと、エネルギーを消費できずに脂肪をためこみやすくなってしまいます。また、満腹のまま眠ってしまうと、就寝後も体は消化にエネルギーを使用してしまい、眠りの質にも影響を与えてしまいます。夕食は眠る2〜3時間前に食べることが理想的。どうしても夕食が遅くなってしまいそうな時は、このスライドのように分食がおすすめです。睡眠は、1日を通した生活習慣に影響を受けているため、バランスの良い生活習慣を心掛けることがより良い睡眠を得る上で重要なポイントになってきます。今回はその一例として「食事」と「睡眠」のつながりをご紹介しました。次回は、3/22(水)、23(木)に開催!テーマは「睡眠を整えて、すっきりとした春を迎えよう」冬から春にかけて日が昇る時間が早まってきたことで、少しずつ目覚めやすい状態になる3月は、睡眠や生活習慣を見直す最適なタイミングと言われています。次回のセミナーでは、働く皆さまの睡眠・生活習慣を春仕様に整えるテクニックを伝授します。詳細はこちらから:https://sleepseminer.nttparavita.com/worker_202303.html皆さまのご参加をお待ちしています!