柳沢正史教授監修・自宅で取り組める睡眠改善サービス「SOMNO+」はこちら眠りの姿勢 メリット デメリット仰向け寝メリット:背骨と首を真っすぐに保つことができるデメリット:重力により舌や軟口蓋が喉元へ落ち込み、気道が狭くなるうつ伏せ寝メリット:舌が落ちることが少なく、気道が狭くなりづらいため、 呼吸がしやすくなったりいびきをかきにくくなる。デメリット:背骨や首がねじれた体勢となり、腰痛や首の痛み等につながることがある。横向き寝メリット:舌の落ち込みが少なく気道が狭くなりづらいため、いびきをかきにくく、 呼吸がしやすい。デメリット:からだがゆがみやすくなるおすすめの寝姿勢おすすめは、利き手・利き足の逆側を下にして胎児姿勢になる横向き・右利きの人は左側を下に、左利きの人は右側を下にする・胎児姿勢になるには、膝と腕を軽く曲げて胸の前に軽く引き寄せるこの姿勢がおすすめの理由は、利き手・利き足が上にあることで、脳が本能的に安心感を得られ、より深い眠りにつくことができるためです。ただし、上述の通り、横向きで寝る姿勢にも肩が内側に入ったり、足を組んだ状態になったりと歪みを引き起こしやすくなるデメリットがあるため、注意が必要です。まとめ眠りの姿勢にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、人は一晩に20回以上寝返りをうつと言われており、同一姿勢を保ち続けることはできません。なので入眠時の姿勢について神経質になりすぎる必要はないかもしれませんね。ただし、「いびきが気になる」「姿勢が悪い」「肩こりや腰痛がひどい」等気になる場合は、今回のコラムを参考に寝姿勢を工夫してみるのもひとつかもしれません。参考文献 : ニック・リトルへイルズ(2018)世界最高のスリープコーチが教える究極の睡眠術,ダイヤモンド社eヘルスネット「快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-003.html (閲覧日2022/09/21)